山梨県 頭佐沢ダム

山梨県 頭佐沢(ずさざわ)ダム
東京電力の発電専用の1926年に完成した重力式コンクリートダムです。
この日は貯水量が少なくて発電専用に特化してる様を撮ることができました。ほぼ言ってますが貯水池のど真ん中を横断している導水鉄管の理由は後ほど判明します。

いつもの事ですがふつーに山の中にあります。山があるのにない県はどこでしょう?フフン♪

頭佐沢ダムまで降りられる道路ですが道幅は狭く見た目以上の深い角度、おまけにダートとくれば車を降りて徒歩で向かうのが無難です。前日の夜に下見で車で降りましたがえらい目に遭いました 涙

明るい時にはこんなお知らせを発見したりします。汗 音が鳴るものがないのでキーホルダーの鍵をチャリチャリ鳴らすという無意味な行動をしてみる

150mほど下るとダムの堰堤に到着 スペック上では堰堤高21mだけど大きさはあまり感じません。

堰堤よりダム湖を眺める
後から知りましたがこの日はかなり水位が低い状態

ダム湖から堰堤を眺める ここからだとちゃんとした小ぶりなダムです。

管理小屋がありますがここは常に無人の様子でした。

コンクリート壁の中で水がワッシャワッシャしてます。おそらく水中の壁の側面に導水穴があるのでそこから出た水が湖面の流れを作っているみたいです。貯水量があるときにはここから水が湧き出ているように見えるのかも?また、視点の先には長野県から導水される導水路が見えます。水面から出ている鉄管は導水された水を発電用取水口付近まで導くものであることが解ります。

ワッシャワッシャしてる所と発電用取水口の位置関係
微量ながら発電用取水を行っている様子です。

導水された水を発電用取水口付近まで運ぶ鉄管
普段は水深があるので通常は水面下に沈んでいるのでしょう。

頭佐沢ダムを上から見渡せる場所から
水位が低い事もありますがそもそも湖底の深さがないように見えました。これは堆砂の影響ではなくもともとの作りで水深は低く作られてたものと思います。発電専用のダムは水深が低く貯水機能が無くても水流さえ確保できれば発電が可能です。建築当初はおそらく貯水池を横断して発電用取水口まで続く導水鉄管は無く効率的に水流を確保するために後から増設されたものだと思われます。
発電専用に建設された頭佐沢ダム
人がほとんど訪れることのないダムです。
2009年7月1日 公開
2017年4月2日 更新
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お久しぶりぐりぐり
アドレス掃除する中このアドレスなんだろうって思って入ったら
あなたのホームページだったww
すっかり忘れていてたなw
| 訪問者 | 2009/07/01 | URL | ≫ EDIT