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重力式コンクリートダム

主にコンクリートを主要材料として使用し、コンクリートの質量を利用しダムの自重で水圧に耐えるのが特徴で膨大なコンクリート量が必要であり、アーチ式ダムほど条件は厳しくないものの花崗岩・安山岩等基礎岩盤が堅固な地点でないと建設する事が出来ない。

1900年、神戸市水道局が生田川本川に布引五本松ダムを建設したのが日本最初の例。
その後1911年に「電気事業法」が施行されるに及んで名だたる実業家が電力事業に乗り出し、堤高50mを超える本格的大ダムが建設されるようになる。昭和に入ると堤高80mを超えるダムも建設され機械化工法の普及によりその勢いは加速。遂には高さ100mを超えるダムが計画されるようになったが、戦争の激化によりほとんどは建設中止。戦後を迎え、本格的な大ダム時代到来となる。
その後、大規模機械化工法の発展に伴い高さ150m級のダムが相次いで建設された。
現在では大規模重力ダムを建設できる地点が減少し、ダム建設への風当たりや経済的なダム型式の開発により、1950年代の様な大規模重力ダムが相次いで建設されることはなくなってきている。


○越流型重力式コンクリートダム
越流型・重力式コンクリートダムの典型例で、ほとんどの重力式ダムがこの型式を採っている。
ダム堤体中央部に洪水吐を設置し、天端より湖水の放流を行うものである。従来は水門を備えるタイプが主流であったが、近年では水門を設けず、サーチャージ水位を超えた場合自然に放流する「自然調節方式」の洪水吐を設けるダムが主流となっており、事業費削減の観点からも今後増加する傾向にある。なお、このタイプのダムを通称「ゲートレスダム」と呼んでいる。

越流型重力式コンクリートダム例

・岐阜県 鳩谷(はとや)ダム 昭和31年竣工

20080623010432.jpg
・埼玉県 下久保(しもくぼ)ダム 昭和43年竣工



○非越流型重力式コンクリートダム
非越流型・ダム堤体上に洪水吐を設置しないタイプの重力式コンクリートダム。
このような型式の場合、洪水吐はロックフィルダムと同様に堤体脇の山腹を掘削して洪水吐を設けるかダム直下にトンネルを通して下流に放流する。明治から大正にかけて水道用ダムで多く採用されたが多目的ダムのように積極的に洪水調節を行うようなダムに採用されることはなく、近年建設されるケースはない。

・非越流型重力式コンクリートダム例
20080627213914_20080915234040.jpg
東京都 小河内(おごうち)ダム 昭和32年竣工



※本文はフリー百科事典『ウィキペディア』より引用し一部補正しています。
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